社章 株式会社日匠起工

How to DIY コーナー

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How to DIY コーナー

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質問等がございましたらメール等でお気軽にお尋ねください。
  基礎編   応用編
  コンクリートとモルタル
■基礎編
コンクリートとモルタルの違い

コンクリートとモルタルの大きな違いは砂利の有無ですが、これによってそれぞれの強度が異なり、用途も変わってきます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
 
コンクリートは・・・
セメントに砂と砂利を混ぜ、水で練ったもの。
ブロック積みの基礎や建物の土台、カーポートなど強度の必要な場所で使います。
 
モルタルは・・・
セメントに砂を混ぜ、水で練ったもの。コンクリートほどの強度はありません。
ブロックやレンガを積む時や、コンクリートの表面の仕上げなどに使います。
 
セメントのみを水で練った物は「ノロ」と言います。
あまり強度はありませんが、きめ細かいのが特徴でタイルの目地やモルタルのひび割れの補修などに使います。
(ホームセンターなどで補修用モルタルなどいろいろ売っています。)
必要な材料・道具を準備しましょう
材料
セメント  
砂 海砂の塩分は強度を弱めますので仕上がりがもろくなります。
塩分を含んでいない砂・砂利をご用意ください。
砂利(コンクリートの場合)
水  
 
道具
コンクリートシャベル ・練りクワ・ バケツ
トロ舟 ベニヤ板や鉄板や使い古しの大きな容器でも代用できます。
ゴム手袋  セメント練りの作業は手が荒れるので、必ずゴム手袋を着用してください。
必要量のコンクリート・モルタルをつくるために分量を計算しましょう
コンクリートの混合比率
   
練るうちに砂利の間にセメントや砂が入ってしまうので、出来上がり量は砂利と同じ量になります。
セメント:砂:砂利=1:3:6の割合の必要量を用意します。一般的なコンクリートはこの割合でOKです。
カーポートなど、さらに強度が必要なコンクリートをつくりたい場合はセメント:砂:砂利=1:2:4の割合にします。

モルタルの混合比率
   
こちらもコンクリート同様に、練るうちに砂の間にセメントが入ってしまうので、出来上がり量は砂と同じ量です。
セメント:砂=1:3の割合の必要量を用意します。
コンクリート・モルタルの作り方
空練り
水を加える前に「セメント」と「砂」をコンクリートシャベルか練りクワで丹念によく混ぜ合わせます。
セメント練りの作業は手が荒れるので必ずゴム手袋を使いましょう。
(コンクリートをつくる場合は、次に「砂利」を加えてよく混ぜます。)
水練り
混ぜ終わって空練りが完了したら、水を加えて水練りをします。
混ぜた材料で山をつくって凹みをつくり、水を外にこぼれないように流し込んで水練りします。
上手く練るコツは水を一度に加えずに少しずつ加えて練ること!
水分量は、用途に応じて若干、加減して下さい。
接着する時や傾斜面は少し堅め、流し込む時は少し軟らかめが、作業しやすくなります。
水の量は、どのくらい?ってよく聞かれますが、砂の湿りによっても随分異なります。
大体20%ぐらいって目安にして下さい。
もちろん、少なめから練りながら徐々に足して下さい。
練り上がり
スコップですくっても流れ落ちない程度まで練り上がったら「コンクリート」「モルタル」の完成です!
(型に流し込む場合は少し柔らかめにします。)
道具の後始末
 
作業が終わったら使用した道具はバケツの水ですばやく洗います。
(ホームセンターなどで売っている左官ブラシ、洗車ブラシなど使うととても便利です。)
セメントは水中でも固まるので排水口には流さないようにしましょう。庭などに穴を掘って流し込むといいでしょう。
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  ブロックを積んでみる 
■基礎編
材料
軽量ブロック ホームセンターなどで一個100円程
モルタル セメントと砂を水で練り合わせたもの(練り方は、コンクリート・モルタル編を参照して下さい。)
ホームセンターなどで売っているホームコン(セメントと砂が混ざっている)など便利です。

道具
コンクリートシャベル・ 練りクワ・ トロ舟・ 鏝(コテ)・目地鏝・鏝台・水糸・水平器・ゴムハンマー・バケツ ・ゴム手袋
施工方法
まずはじめに土台となる一段目を積んでみよう!

準備  ブロックを積む場所を必要な高さに調節し、平らに均しておきます。

@最初にモルタルを練る(練り方は、コンクリート・モルタル編を参照して下さい。)

A水平と位置を確認しながらモルタルを敷きながらブロックを並べていきます。

少し多めにモルタルを盛ってハンマーを縦にして柄の部分でブロックをたたきながら調整し、水平器を使ってブロックを水平にします。
ブロックの並びを真っ直ぐにするため最初に端と端のブロックを並べ水糸を張り、間のブロックは水糸にあわせてるとキレイに並びます。
またブロックとブロックのつなぎ目は1p程間隔を空けて並べます。この接合部分を目地(縦目地)といいます。
モルタル(セメント)は手に付くと肌荒れしますので気になる方はゴム手袋をして下さい。
Bブロックのつなぎ目の所にモルタルを詰め込みます。

このときモルタルは、少しやわらかい方が作業しやすいです。
空気を抜き取る様に細い棒や鉄筋棒などでつつき、つなぎ目からモルタルがはみ出る様にして目地を切ります。はみ出たモルタルは鏝の角などを使い削り取っておきます。
■目地を切るとはそのモルタルの部分を目地鏝でキレイにすることをいいます。
■目地を切るタイミングは、モルタルが少し乾いてからのほうがよいでしょう。
   
以上で一段目は、終了です。
次に二段目を積んでみよう!

@モルタルを一段目のブロックの上にのせます。
この接合部分を目地(横目地)といい、目地幅は1pにするのが普通です。
積む配列は普通、縦・横をそろえた通し目地(芋目地と言います)配列し、目地仕上げも平目地にします。

A一段目と同様、最初に端と端のブロックを並べ水糸を張り、二段目のブロックを並べていきます。
ブロックの水平のとりかたも一段目と同様です。
このときも、はみ出たモルタルは鏝の角などを使い削り取っておきます。

B一段目と同様にブロックのつなぎ目の所にモルタルを詰め込みます。
C縦・横目地をきります。

以上で二段目も、終了です。
天場仕上げ

ブロックの一番上を仕上ます。お好みで笠木やモルタル仕上げがあります。

以上で完成です。
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  立水栓をキレイにしよう
■応用編
使用材料

ブロック・レンガ・セメント・スタンプセット
使用工具 

左官道具一式
ハンドミキサー
トロ舟
施工方法
@既設の立水栓の両脇にブロックを同じ高さになるように積みます。(基礎編 ブロック積 参照)このときは立水栓がブロックより入ってしまったため水道栓をモルタルで埋めました。

Aスタンプの下地となるカラーモルタルをブロックに塗ります。このときの塗り厚さは1.5p〜2cm程度にします。
 
■カラーモルタルとは、セメントと色粉を練り混ぜた物です。
色粉はホームセンターなどで売っているコンクリート用着色材です。
ちなみにこのとき使った色は茶色です。練り混ぜる比率は概ねセメントの重量に対し色粉1〜2%の割合です。
Bスタンプツールを使用してレンガの型をつける。

このスタンプツールは専門的なもので一般的なホームセンターでは売っていません(アメリカでは売ってます)
 また型をつけるときに離型剤(リリースオイル)を散布して、スタンプツールにモルタルが付かないようにします。 この離型剤(リリースオイル)もホームセンターなどで売っていません。
C水叩きのまわりにレンガを並べます。

ここでのレンガは縦使いに並べていきます。基本的に並べ方は、ブロック積みと同様です。
水平と位置を確認しながらモルタルを敷きながらレンガを並べていきます。
少し多めにモルタルを盛ってハンマーを縦にして柄の部分でレンガをたたきながら調整すると上手く行きます。
このとき水平機を使ってレンガを水平にし、レンガとレンガの間隔は1p程してならべます。
レンガとレンガの間にモルタルを詰め込んでいきます。今回目地は切らずにモルタルが少し乾いてきたら、左官ブラシ等を使い水でレンガの汚れを落としながら、モルタルもゴシゴシ洗います。柔らかい感じに仕上ります。
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D Aでスタンプしたレンガ柄に着色、目地をつけていきます。

着色剤を使用してレンガ柄に陰影や、自然な汚れをつけていきます。
使用した着色剤は専門的なものでホームセンターなどで売っていませんが、水性塗料でもOKです。
E仕上塗材を塗ります。

縁取りの養生をマスキングテープ等で行い、自分のイメージに合わせて塗りこみます。
仕上塗材は一般的なホームセンターでご購入頂けます。
F水叩きをカラーモルタルで塗り込みます。

このときのカラーモルタルはAで使用した物と同じです。塗り込みの厚さは5p程でよいと思います。
ここでの注意は、排水口にうまく水が流れるように勾配をとることです。
G仕上げとしてトップコートします。

使用した塗料は専門的なものですが、通常のクリアー(油性・水性、モルタル用)でもOKです。
完成です。

 オリジナルパターンをご希望の方はお気軽に御相談ください。(製造致します)

 ご自分でお試しになることでスタンプ工法をよりご理解頂ければ幸いです。ぜひお試し下さい。

□スタンプ工法とは
お問合せ・見積無料
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